井上尚弥に対する世界中の反応やコメントまとめ(対戦・スパーリング後の感想等)
井上尚弥と対戦した選手
オマール・ナルバエス
「私のコンディションは良かったし、調整もきちんとしていたが、1ラウンドの一発目から効いてしまい、パンチ力に驚いた。本当に超ストロングなパンチだった。もっと上の階級のパンチ力だったし、パンチが速過ぎて見えなかった。気力ではなく体が限界だった。井上はノニト・ドネアよりも強かった。私を負かし、驚かせた。彼はまだ21歳。大きな未来が待っている。歴史的なチャンピオンになれると思う」
ファン・カルロス・パヤノ
「イノウエは大変速くて、ハードパンチを持っていた。油断したわけではないが、パンチが見えなかった」
「距離を取って、届かない距離で戦おうと思っていた。ただ、どこからパンチが飛んでくるか分からないものだ」
ジェイミー・マクドネル
「パンチは本当に強かった」「地球上で一番強い男と試合ができた」「素晴らしいファイター」
「まず始めの数ラウンドは様子を見て、トルネードを避け、その後に攻めていこうと思っていた」
「とらえられてしまった。流れに乗ることができなかった」
アントニオ・ニエベス
「彼はとても力強く、とても俊敏だった」「同じコンビネーションを続けてきたが、とどまることがなかった。情け容赦なかった」
「みんな、ナオヤ・イノウエ相手の敗北を話題に持ち出してくる。みんなと同じように初回ノックアウトされなかった、と。エストラーダ、チョコラティート、クアドラス、これらのファイターがみんな、この男から逃げているんだぞ!!」
ヨアン・ボアイヨ
「想像していたよりも重かった。彼は僕より優れたボクサーだった」
「自分としては、それまでもらっていたのと同じだった。審判が止めたので、そういうことかと。もしまたチャンスがあれば、ぜひやりたい気持ちはある」
リカルド・ロドリゲス
「イノウエは偉大な王者だ。非常にパワフルだった」
「私の不注意が招いた結果。反省がある」
河野公平
「井上君は格段に強かった」「頭が割れそうな、破壊されそうな衝撃」
「いろんな強い選手とやってきたけど、その中でも抜きんでて強かった。打たせずに打つ。ジャブやワンツーの精度ひとつとっても図抜けています」
ダビド・カルモナ
「グレートなチャンピオンだ。私はあらゆる努力をした。おめでとうと言いたい。チャンスをくれて感謝している」
「まとまったたくさんのパンチが頭に飛んできた」
「私が井上を相手に12回までこのような戦いをすると誰も想像しなかった。私は大変満足している」
ワルリト・パレナス
「2回にダウンしたパンチはスピードが速すぎて見えなかった」
「想像していたよりも強かった。10がマックスだとしたら9ぐらい。ガックリしている」
アドリアン・エルナンデス
「私の調子はよかったが、ナオヤがグレートだった。スピードがあり、上手にパンチを外すことができる。再戦?もしリベンジできるのであれば希望するが…」
田口良一
「井上君のパンチはハンマーのようなパンチ」
「彼のパンチは壊すパンチなんですよ。スパーでやった時もあんなに衝撃があるパンチはもらったことがなかったのでビックリしました。パワーだけじゃなくて目もいいし、すべての面ですごい。日本ボクシング史上でも最高の選手になれる可能性があると思います」
(もし再戦するなら…)
「距離を潰しにいきます。井上くんは遠い距離からの踏み込みが異常に速くて、そこで体重が乗ったパンチをもらったらどうしようもない。だから中に入っていくしかないと。彼はインファイトも強いですけど、遠い距離、中間距離はもっとすごいですからね。中に入ってコツコツしかないですね」
佐野友樹
「もう日本人の誰も手が届かないところに行ってしまった。デラホーヤとかスーパースターのレベル」
井上尚弥のスパーリングパートナー
ジェネシス・セルバニア
「ナオヤ・イノウエはスーパーパンチャーだ。ストライカーだよ。彼はバンタム級だ。だが、彼の一撃はまるでライト級のようなんだ。彼のブロー、パンチを繰り出す流儀といったらね。世界中で数々のボクサーとスパーリングを重ねてきたけれど、ナオヤ・イノウエとのスパーリングは最高なんだ。僕の友達で、話もするよ。『またスパーリングしたい』と言ってくれているんだ。彼も気に入ってくれていると思うし、間違いなく僕とのスパーリングを求めているさ。最高の時間でお互いに恩恵があるんだよ」
小國以載(おぐにゆきのり)
「自分がやった中でずば抜けてつらかったのは井上尚弥くんですよ。ジョナタン・グスマンとか話にならんぐらい、一年前にスパーリングした時の井上くんのほうが全然強かった」。
「野球でいうところの200㎞、250㎞ぐらいのストレート投げてきて、バットにかすりもせんっていうレベル。何回かやったら壊されるって自分でわかったんで、もう行くのはやめました。いまやっても絶対負けます」
勅使河原弘晶(てしがわらひろあき)
「ヘッドギアがなければ失神していた」
「井上選手と初めてスパーをするので、最悪の想定をしてきたんですが、その最悪すら甘かったです。化け物そのもの。最初から恐怖心がすごかった」
「世界観が変わった。こんなんじゃ、ダメだと。このままやっていたら、終わってしまう。ボクシングの考え方、練習の仕方…。人生が今日で変わったと思います」
レイマート・ガバリョ
「今までリング上で受けたパンチの中で一番強かった。(ライト級の)ハーモニット・デラ・トーレ並みだ」
井上尚弥と対戦を希望している選手
ルイス・ネリ
(誰と戦いたいですか?)「イノウエだ」
(有名なイノウエが相手ですか?KOできますか?) 「5ラウンドで倒せる」
(イノウエは強打の持ち主です。どうやって倒すんですか?) 「プレッシャーをかけるしかない」
ジェイソン・モロニー
「マルチディビジョンの王者であることはわかっているけど、まだビッグネームと戦っていない。相手はあまりに彼に敬意を払いすぎている。彼に自分の形でボクシングをやらせてしまっている。もし、対戦するチャンスがあれば、絶対にそうはさせない。自分たちのファイトをしなければいけない。誰もが思うほど、イノウエは無敵じゃないと思う」
デューク・ミカー
(WBCバンタム級インターナショナル王者WBC13位)
「みんなナオヤ・イノウエは無敵だと話している。彼は偉大なファイターだが、タイミングさえ合えば、俺にも彼を倒す技術があると分かっているんだ。」
ローマン・ゴンザレス
「スピードは最速。パワフルなハードパンチャーという印象です。同じく私もハードパンチャー。どちらが打たれ強いかは、今はわからない」「何回でも戦います。どこででも、です。もし『井上選手の自宅でやれ』と言うのならやりたいです(笑)」
引退した元世界チャンピオンから見た井上尚弥
川島郭志
「井上はモンスターと言われるが、もうボクシングの神と言ってもいい。ファーストコンタクトのワンツーで倒すとは。何も言うことはない。当て勘の良さに、何よりもパワーが違った。
WBSSのバンタム級出場選手の中では、パヤノはテクニックも経験もあり、くせ者だと思っていた。それが失神するほどで、まったくもたなかった。この階級ではパワーが違いすぎる。
WBSSで優勝するのは間違いないところ。優勝したら、もうこの階級で対戦してくれる相手は出てこないのではと思う。試合をするためには、もうスーパーバンタム級に上げるしかなく、それでも相手が出てこないかもしれない。」
長谷川穂積
「メイウェザーみたいになるやろうな。」
(もし戦うなら?)「スピードと手数で4ラウンドまでポイント取ってあとは逃げ切る。」
具志堅用高
(もし井上尚弥と戦ったら…)
「僕はサウスポーだから左ストレート一本槍で攻めるね。現役時代は対戦相手によって左ストレートで攻めるか、それを意識させておいて右フックで決めるか変えていたんだけど、前に出てくるファイターにはけっこう苦戦していた。井上くんも前に出てくるタイプだし勢いもある。だからこそ、彼の勢いと僕の左ストレートの戦いになるだろうね」
その他業界関係者の声
那須川天心
「あの人だけは違う。動き、パンチの打ち方、音、構え。全部が違いますね。別格です。」
「井上選手はすごいので、試合に限らず手を合わせてみたいですね」
亀田昭雄
「井上は日本ボクシング史上、ベストボクサーでありながら、まだまだ伸びしろがあります。伸びている自覚があるから『敗北から学べる』という発想になるんです。100%の自分を作った選手が全力を尽くして負けてしまったら、立ち上がれなくなりますよ。でも井上は、まだMAXという意識が無いんでしょうね」
WBSSプロモーター カレ・ザワーランド
「私は井上についてパッキャオを凌ぐほど大きな存在になるとさえ思っています。理由はシンプルです。彼は強すぎる。パッキャオはパンチャーです。しかし、イノウエは凄い。全てがハイレベルだ。モンスターという異名はまったくもって伊達ではないのです。パッキャオの高みにたどり着くまでに、さほど時間はかからないかもしれません。
10年間無敗だった王者マクドネルはあっという間に、仕留められてしまった。ただただ恐ろしい。今大会は彼にとっても新しいレベルでしょう。パヤノは強い。マクドネル戦の時のような圧勝とはいかないかもしれない。ですが、イノウエのポテンシャルはパッキャオを凌ぐものだと感じています」
「たった一発の右で、あの強いパヤノが初めてノックアウトしてしまった。イノウエはパウンド・フォー・パウンドにおけるベストパンチャーという立場を揺るぎないものにしました。この惑星で最強のパンチャーですよ。彼はまさにWBSSシーズン2の主役となっています」
ロサンゼルスタイムズ ヘルナンデス記者
「パワーがあって、パンチのバラエティが多い。上下にきっちり打ち分けられる。アッパー、ストレート、フック、パンチの引き出しが多いね。ジャズのミュージシャンみたい。フリースタイルができるんだ。」
リング誌 ソンガリア記者
「ナオヤ・イノウエほど明確な優勝候補は存在しないと思う。全盛期のルーベン・オリバレスがタイムマシーンに乗って帰ってこない限りは」
林田太郎
「圧倒されて、対応できなかった。これからずっとやっていても、この差は埋められない。ボクシングを続けることに絶望した」
「世界一になりたかったと思いはあるが、井上選手の活躍を見ると勝てると思わない。後悔はない」
世界中のファンの声
(ニエベス戦後)
「彼の“モンスター”というニックネームが全てを物語っている…」
「素晴らしいショーだったぞ、イノウエ! 君は世界の舞台に立つアジアの希望だ!」
「ネクスト・パッキャオの登場だ……思えば、パッキャオもこのウェイトからスタートしたんだったよな」
「イノウエこそ次なるスーパースターだ」
「昨夜、アジアが世界に牙を向いた」
「アジアの誇りだ!」
「そのパンチはまさにショットガン」
「この男は本物のモンスターじゃないか」
「これはもはや一種のパニックだ」
(マクドネル戦後)
「わずか16戦で3階級制覇の世界チャンピオン、彼の才能はとんでもない!」
「信じられない。彼がP4Pのトップ5であっても、ここまでの圧倒的な破壊を期待してはいなかった。」
「井上が勝つとは思ったけど、ここまで一方的になるとは思わなかった。今後の彼の試合を待ちきれない。」
「井上はファーストギアから抜け出したように見えなかったのに・・・この男は特別だ。 バンタム級はもうジェイミーの居場所はない。」
「絶対的な破壊者、井上尚弥が先ほどジェイミー・マクドネルに1ラウンドで完勝した。井上はパウンド・フォー・パウンドの星であることを証明した。」
「マクドネルが1ラウンドでぶちのめされてしまった!井上尚弥は日本のレジェンドと同時に最強ボクサーの一人だ!」
「彼はこの先、階級を上げて何階級制覇してしまうのだろうか。それくらいに強く見えた。バンタム級では誰も彼には勝てないだろう。私見としては、元々いたバンタム級チャンピオンが少々過大評価されているように思える。テテには感動したことはないし他も同じようなもの。今回は井上の話だけど一番弱そうなのはバーネットだと思う。」
「階級差があるから比較が難しいかもしれないが、井上はリゴンドーやチョコラティートよりも優れていると思う。パワーとスキルのレベルが違う。井上がテテと戦ったら同じように壊してしまうだろう。」
「井上はリトルビースト! あのパワーは止められない!16勝0敗14KO、軽量級としてはかなり強烈な戦績だ!」
「日本に来た外国人のキャリアがここまで崩壊してしまったのを見たことがない。ローガン・ポール以来だ。」
「顔はベビーフェイスなのにモンスターなんだね。あのボディショットは芸術だった。」
「井上が強かったのか、それともマクドネルが弱かったのか。あの1分50秒で判断するのは難しい。」
「もしも、これで彼がP4Pの5位内に入れないのなら、P4Pリストは無視しよう。」
「井上が本物であると皆がわかっただろう。今までもワールドクラスの相手を何人も倒してきた。」
「あちゃー、マクドネルが餓死しちゃったね。私は井上とテテの戦いを見たい。」
(パヤノ戦後)
「ナオヤ・イノウエ、やばい。やばすぎる」
「あのワンツー。なんてことだ!レノックス・ルイス以来、こんなKO見たことがないよ」
「ナオヤ・イノウエは間違いなくビーストだ」
「この男は途方もない」
「ナオヤ・イノウエの異名、ザ・モンスターは偶然ではない。新階級で2試合連続1ラウンドKOとは」
「何て1日だ。ナオヤ・イノウエは野獣だ。この男はパウンド・フォー・パウンドで1位かもしれない。プリンス・ハメド以来の軽量級最強パンチャーだ」
「階級のことは忘れて構わない。ナオヤ・イノウエはボクシング界で最も破壊的なファイターだ」
「ナオヤ・イノウエはPFPランキングを飛翔する。あんなに小柄なのに」
「オーマイゴッド!! この大会でナオヤ・イノウエは恐怖されるだろう。何てショットだ」
「ナオヤ・イノウエのパワーはただただ現実離れしている」
「日本のマイク・タイソンだ」
「WBSSには疑いの余地がない本物のファイターがいる。軽量級では見ることができない生来のパワーだ」
「本当の怪物じゃないか」
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