ボクシングと格闘技に関する考察と観戦ブログ

井上尚弥が負ける条件と可能性(仮想敗北)を考えてみた。

17戦17勝15KO(2019年2月時点)、WBA世界バンタム級世界チャンピオンの井上尚弥。

2判定のうち1つは2Rに右拳を負傷した影響により、残りフルラウンドをほぼ左1本で闘ったが、ユナニマスデシジョン(3-0)で大差の判定勝ち。

Sフライ級の当時は3階級上のフェザー級日本ランカーの右肘をスパーリングでヘシ折り、スパーリングパートナーでフェザー級世界ランカーのジェネシス・セルバニアにも4階級上のライト級パンチャーだと言わしめるほどの”モンスター”ぶり。

そんな井上尚弥でも負ける可能性はあるのか。様々な可能性から井上尚弥の仮想敗北を考えてみた。

  • 試合前にインフルエンザなどの病気にかかり、いつものパフォーマンスが見せられないまま判定負け。
  • 減量失敗またはIBFのルールで前日計量から当日計量まで10ポンド以上戻せなかった事が影響し、いつもの力が発揮できずに判定負け。
  • 偶然のバッティングや切れるパンチで大量出血し、ドクターストップ(TKO負け)。
  • 試合中に拳を痛めるなどのケガで判定負け。
  • アントニオ・ニエベス戦のようにゴングが鳴ったと勘違いして敵に背を向けた隙に攻撃されてダウン、なんとか立ち上がっても追撃の連打を浴びてKO負け。
  • バッティングやローブロー、ホールディング、ラビットパンチなど反則まがいの攻撃をレフェリーが見逃してペースを崩され、ロマチェンコvsサリド戦のように判定負け。
  • レフェリーがことごとく相手に有利なジャッジを行い、反則などを取られた事も影響して完全に相手のペースになってしまい、判定負け。
  • ネリのようなドーピング&体重超過で明らかに不利な相手との試合を無理に受けてKO負け。
  • クリンチなどでもつれてレフェリーがブレイクさせた直後に相手の不意打ちを浴びてダウン。そのダウンが影響して判定負け。
  • 相手がタッチ(握手)をすると見せかけた不意打ち攻撃でダウン。そのままラッシュを浴びてKO負け。
  • 相手のラッキーパンチを貰ってしまい、一撃KO負け。
  • WBAの試合でスリップを不運にもダウンと取られ、その不運が3度重なりスリーノックダウン制によりKO負け。

昔なら試合前に対戦相手に下剤や毒を盛ったり、グローブやバンテージに何かを仕込んだり、身体に大量のオイルやローションを塗るなど悪質な行為もあったが、現在の世界戦レベルではこれらの可能性は限りなく低いため、除外している。

井上尚弥ならスパーリング(エキシビション)でもお金が取れる日本で唯一の逸材だと思うが、早く試合が来ないか待ち遠しい限り。

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