ボクシングと格闘技に関する考察と観戦ブログ

日本人だけのPFP(ボクシング全階級最強ランキング)を決めてみた

1位. 井上尚弥(いのうえなおや)

【身長165cm/リーチ171cm/WBAスーパー・IBFバンタム級チャンピオン(3階級制覇)】
リング誌のPFP3位に入っている日本人史上最強ボクサーで、名チャンピオン「オマール・ナルバエス」やジェイミー・マクドネル、ファン・カルロス・パヤノなどトップレベルのボクサーを軽々と仕留めるモンスターぶりを見せる。WBSS決勝で5階級制覇王者ノニト・ドネアとの死闘後、テテを葬ったWBO王者カシメロと対戦予定。年末にはWBCの4団体統一戦も噂される。来年にはSバンタム級も視野に入っており、第2のパッキャオになるためにもSフェザー級までの6階級制覇が望まれる。

2位. 田中恒成(たなかこうせい)

【身長164cm/リーチ162cm/WBOフライ級チャンピオン(3階級制覇)】
最速OPBF奪取(4戦目)、最速世界タイトル奪取(5戦目)、最速2階級制覇(8戦目)、最速3階級制覇(12戦目)の最速男。試合もスピードとテクニックで相手を翻弄し、支配する。スピード・テクニックだけでなく、頭の良さ・スタミナもあり、打ち合いもできる万能型ボクサー。アンヘル・アコスタのような軽量級屈指のハードパンチャーにもひるまないメンタルも持っているが、田口良一戦のようにグロッキーな相手を仕留めきれないという欠点も。

3位. 寺地拳四朗(てらじけんしろう)

【身長164cm/リーチ164cm/WBAライトフライ級チャンピオン(7連続防衛中)】
小学生顔の無敗チャンピオン。華は無いが意外にパンチはある。打たせずに打つを公言しており、既にライトフライ級では無双状態。具志堅用高の保持している日本記録の世界王座13連続防衛を超えるべく、危なげなく防衛を重ねている。しかし統一戦がなかなか決まらず、これといって強い相手との対戦もないため、実力に反して知名度はいまいち。

4位. 井岡一翔(いおかかずと)

【身長166cm/リーチ168cm/WBOスーパーフライ級チャンピオン(4階級制覇)】
日本人初の4階級制覇チャンピオン。技巧派ボクサーだが、Sフライ級では下がらず前に出て打ち合うハートの強さも見せた。Sフライ級では4番手と見られているが、今後他団体のチャンピオンとの統一戦に期待したい。

5位. 村田諒太(むらたりょうた)

【身長183cm/リーチ184cm/WBAミドル級チャンピオン】
ロブ・ブラントに完敗してからアマチュア時代からの悪癖を捨て、前に出て打ち合う姿勢を見せるようになった。圧倒的に分は悪いがカネロやゴロフキンとのドリームマッチも噂されている。

6位. 京口紘人(きょうぐちひろと)

【身長161cm/リーチ165cm/WBAライトフライ級スーパーチャンピオン(2階級制覇)】
無敗の2階級制覇チャンピオン。辰吉丈一郎の弟子。軽量級屈指のパワーとテクニックを兼ね備えているが、格下相手でも詰めが甘く最近の試合は判定勝ちばかりとなっている。いま拳四朗と統一戦をやっても恐らく勝つのは難しいだろう。

7位. 比嘉大吾(ひがだいご)

【身長161cm/リーチ163cm/バンタム級】
デビュー15連続KOの日本記録保持者。2018年4月15日のWBCフライ級防衛戦でウェイトオーバーによる無期限謹慎処分を受けた後、2020年にようやく復帰。2/13にSバンタム(3階級上)に近いウェイトでのノンタイトル戦を控えている。

8位. 井上岳志(いのうえたけし)

【身長173cm/リーチ?cm/WBOスーパーウェルター級10位】
173cmと小柄ながら、カネロの後継者との呼び声も高いSウェルター級屈指のチャンピオン「ハイメ・ムンギア」を再三ロープに押し込み判定まで持ち込んだ意外な強者。苗字は同じだが、井上ファミリーではない。

9位. 岩佐亮佑(いわさりょうすけ)

【身長171cm/リーチ180cm/IBFスーパーバンタム級暫定チャンピオン】
技巧派サウスポーで期待されたが、再三世界戦での勝負弱さが露呈してしまい、TJドヘニーに完敗後、どうにか暫定チャンピオンに返り咲いたところ。次戦はアマエリートで2団体統一王者ムロジョン・アフマダリエフとの統一戦が噂されている。

11位. 中谷潤人(なかたにじゅんと)

【身長171cm/リーチ?cm/WBC・IBF3位】
20戦20勝(15KO)の期待のサウスポー。フライ級では長身で次の世界チャンピオン候補と言われている日本の若きホープ。

12位. 井上浩樹(いのうえこうき)

【身長177cm/リーチ?cm/スーパーライト級日本チャンピオン】
井上ファミリーで最も才能があるとも言われている。177cmと長身で高いKO率を誇る。

13位. 亀田和毅(かめだともき)

【身長171cm/リーチ168cm/2階級制覇チャンピオン(Sバンタムは暫定)】
亀田家の3男。ポテンシャルは一族最強とも言われるが、過去には井上尚弥に1Rで葬られたジェイミー・マクドネルに連敗した事も。ハンドスピードはあるが、パンチが軽く、試合を支配してるのに倒しきれない事もしばしば。レイ・バルガスとの塩試合で完敗後、3階級制覇を目指しフェザー級に転級した。

14位. 井上拓真(いのうえたくま)

【身長164cm/リーチ163cm/WBCバンタム級暫定チャンピオン】
井上尚弥の弟。世界最強の兄と世界一多くスパーリングをこなしてる事もあり、ディフェンス能力は比較的高いが、13勝(3KO)という戦績からも分かるようにパンチが無く、自分から前に出て打ち合う事ができない為、WBC王者ノルディ・ウーバーリとの統一戦ではダウンを奪われ完敗した。

その他の日本人世界ランカー・有力選手

小原佳太…OPBF東洋太平洋スーパーライト級チャンピオン
竹迫司登…OPBF東洋太平洋ミドル級チャンピオン
尾川堅一…スーパーフェザー級ランカー(ドーピング違反で失格→2018年12月10日に謹慎処分解除)

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