ボクシングと格闘技に関する考察と観戦ブログ

もし、井上尚弥にドネアの左が当たったら…?

2019.10.05

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WBSS決勝で5階級制覇のフィリピーナ・フラッシュこと、ノニト・ドネアとの激突が決まった井上尚弥。

既に周囲は楽観論で溢れかえっているが、E・ロドリゲスとは違い、ドネアには一発があるのも事実。

ロドリゲス戦のように1R目のまだ身体が硬い状態で、もしドネアの渾身の左がクリーンヒットしてしまったら…いくらモンスター井上尚弥でもかなりの窮地に追い込まれるのではないだろうか。

もし早い回でダウンを取られたらどうなる?

仮に立ち上がれても本人はおそらくパニック状態で、セコンドも落ち着かせようとするが、内心パニック状態なのは隠しきれないはず。

そうなった万が一のケースにどう対応できるか。

もしドネアが井上尚弥からダウンを取れば、千載一遇のチャンスと全力で仕留めにかかってくるのは間違いない。

その対策をしておいた方が良いのではないか。

※ライアン・バーネット戦を見る限り、相手がダウンして明らかに様子がおかしいのにドネアの詰めは甘かったが…

ドネアの左で井上尚弥ダウン後に想定されるケース

1. ドネアが猛然と連打で襲いかかってくる
2. ドネアが一撃で仕留めようと大振りで襲いかかってくる
3. ドネアが意外に冷静に井上尚弥のダメージを確認しながら確実にダメージを与えつつKOを狙ってくる
4. ドネアが井上尚弥の反撃を警戒して強引に追撃して来ない
5. 強引に詰めると見せかけて、パニックになった井上尚弥に敢えて反撃させてカウンターを狙ってくる

すぐに想定できるのはこのパターン位か。

未だかつてピンチに陥った事のない井上尚弥だが、想定外のケースにも対応できるだろうか。

Eロドリゲス戦後、井上自身もドネアのあの左だけは絶対にもらわないようにしたい。と言っていたが、ボクシングは何が起こるか分からない。

今まで試合で深いダメージを負った事はないし、再現も難しいが、最悪の事態を想定した練習もしておいた方がいいかも知れない。

カットした事がないとも聞いたが、もしカットして流血おびただしい状態でも戦えるか。そんな想定も当然しているだろうが、用心するに越した事はない。

歴史的は一戦となるドネア戦こそは1Rから自然体で100%の力を見せて欲しい。

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コメント

    • 運慶快慶
    • 2020年 1月 13日

    たまたまブログ見つけました。凄い予測力ですね。井上関連の記事また書いてください。楽しみにしております。

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